近づくか、かわすか、守るか。判断が少し遅れれば、重い一撃が飛んでくる。『STRIKE』は、パンチ、キック、ガード、必殺技という分かりやすい操作で、3D格闘ゲームらしい間合いの駆け引きを楽しめる対戦ゲームです。
舞台は、暗闇にライムとオレンジの光が走る「THE GRID」。ライムカラーのREIとオレンジカラーのKAIが、60秒・2ラウンド先取のルールでぶつかります。画面を埋める派手さより、一歩踏み込む緊張感と、攻撃が当たった瞬間の手応えを大切にしたゲームです。
28秒で見る、STRIKEの一撃
左右だけではない、奥行きを使った間合いの勝負
『STRIKE』の移動は左右だけではありません。ステージの奥と手前にも動けるため、正面から殴り合うだけでなく、軸をずらして攻撃を避けたり、相手の横へ回り込んだりできます。キャラクターは相手の方向へ自動で向くので、複雑なカメラ操作は不要。プレイヤーは「どこまで近づくか」と「いつ攻撃するか」に集中できます。
パンチは素早く、キックは少し遅い代わりに威力とリーチがあります。むやみにボタンを連打するよりも、相手の動きを見て届く距離に入り、攻撃の種類を選ぶことが勝利への近道です。
ガードの上からでも削る必殺技「インパクトラッシュ」
スペシャルゲージが50%以上になると、必殺技「インパクトラッシュ」を使用できます。一気に踏み込んで放つ強力な一撃で、通常攻撃より長いリーチと大きなダメージを持っています。
通常のパンチとキックはガードでダメージを防げますが、インパクトラッシュはガード中でも少しだけ体力を削ります。ゲージは時間とともに回復し、攻撃を当てたとき、攻撃を受けたとき、ガードしたときにも増加。守りながら反撃のチャンスをためる展開も生まれます。
CPU戦と、同じキーボードでの2人対戦
1人で遊ぶときはCPU対戦。難易度はEASY、NORMAL、HARDの3段階から選べます。CPUはただ近づいて攻撃するだけではなく、こちらの攻撃にガードを合わせたり、距離に応じてパンチ、キック、必殺技を使い分けたり、奥行き方向へ動いたりします。
2人対戦では、ひとつのキーボードを共有して対戦できます。短い時間で決着がつくため、ちょっとした勝負にも向いています。同点や相打ちになった場合は勝敗を無理に決めず、次のラウンドで仕切り直します。
操作方法
| 操作 | PLAYER 1 | PLAYER 2 |
|---|---|---|
| 移動 | W / A / S / D | 矢印キー |
| パンチ | J | Num 1 / B |
| キック | K | Num 2 / N |
| ガード | L 長押し | Num 3 / M 長押し |
| 必殺技 | I | Num 0 / H |
| 一時停止・再開 | Esc / P | |
スマートフォンでは画面上の方向ボタンとPUNCH、KICK、GUARD、必殺ボタンでPLAYER 1を操作できます。2人対戦にはキーボードが必要です。画面右下にはサウンド、操作ガイド、一時停止、全画面表示のボタンも用意しています。
コードから見える、開発者のこだわり
一撃の手応えを、画面全体で伝える
攻撃が当たると、ヒット位置から粒子とリング状の衝撃波が広がり、カメラが揺れ、キャラクターが押し戻されます。パンチ、キック、必殺技では効果音の高さや長さも変化。体力ゲージには少し遅れて減る残像を加え、どれだけダメージを受けたのかを一目で分かるようにしています。
3Dモデルもステージも、すべてコードで組み立てる
REIとKAIの身体、リング、床のライン、背景の建築物、光、空気中の粒子まで、外部の3Dモデルやテクスチャを使わず、Three.jsの形状とマテリアルで生成しています。ライムとオレンジの対照的な色、巨大な円形ライト、暗い建築物によって、少ない要素でもステージの広がりを感じられるように設計しました。
見た目と勝敗判定を分け、公平な対戦にする
対戦ルールは3D描画から独立した仕組みとして実装しています。攻撃の発生時間、届く距離、ダメージ、硬直、押し戻しを技ごとに管理し、お互いの攻撃が同時に当たった場合も、処理順によって片方だけが有利にならないよう同時に判定します。派手な演出の裏側で、格闘ゲームとして納得できる勝負になることを重視しています。
遊ぶ環境に合わせた画面と安全な一時停止
カメラは2人の距離に合わせて自動で引き、縦長画面ではステージ全体が見える位置へ変化します。ブラウザのタブを切り替えたり、ウィンドウから離れたりすると自動で一時停止。動きを減らす設定にも配慮し、遊ぶ環境によって不利や負担が生まれにくい作りを目指しています。
シンプルだからこそ、もう一戦したくなる
操作はすぐ覚えられます。それでも、パンチが届く距離、キックを出すタイミング、ガードを解く瞬間、必殺技を使う判断によって試合の流れは変わります。最初はCPUに押し切られても、間合いが見えてくると反撃の一手が生まれる。その分かりやすさと奥行きが『STRIKE』の面白さです。